155 2.0 Twin Spark 8V
75の後継車としてフィアットの期待を一身に背負って
1992年に誕生したアルファ155。
これまでのFRレイアウトを捨ててティーポと同じシャシーを共用、
164以来のFF車として登場。
日本に最初に導入されたのが、この155TS8V。
エンジンは、75のものを基本にFF用に横置き化した
2リッタ−直4DOHCツインスパークユニット。
各気筒2バルブながら可変バルブタイミングを採用。
同じサイズのスパークプラグを2本ヘッドに並べた
アルファ独創のエンジンは、最高出力145ps/6000rpm、
最大トルク19.3kg-m/5000rpmを発生。
アルファ伝統のアルミブロックでカムシャフトはチェーン駆動。
ボディは、初期のものはフロントグリルが平面タイプで、
ミラーがブラックなのが特徴。
内装も初期のものはブラック一色であったが、
94年モデルから装備が充実。
本国でルッソと呼ばれる仕様に変更される。
フロントグリルがQ4と同じ彫の深いものに変更され、
ミラーもボディ同色。
内装もグレー系の明るいものに変更され、パワーシートも採用。
また途中から安全装備も充実し、ABSや運転席エアバッグものちに装備。
さらにワイドボディ化に先駆けて95モデルは強化モノコックを採用、剛性がアップする。
なおTS8Vをもって、伝統のアルファ純血アルミブロック4気筒エンジンの系譜が途切れることになるため、
このモデルにこだわるマニアも多く、今もなお価値あるモデルである。